アル・アンビヤー
لَا يَسْمَعُونَ حَسِيسَهَا ۖ وَهُمْ فِي مَا اشْتَهَتْ أَنْفُسُهُمْ خَالِدُونَ102
そこの微な音も聞こえないであろう。そしてかれらの魂が念願していた所に永遠に住む。
لَا يَحْزُنُهُمُ الْفَزَعُ الْأَكْبَرُ وَتَتَلَقَّاهُمُ الْمَلَائِكَةُ هَـٰذَا يَوْمُكُمُ الَّذِي كُنْتُمْ تُوعَدُونَ103
大きな恐れがかれらを悩ますことはなく,天使たちは出迎えて(言うであろう)。「これが約束された,あなたがたの日です。」
يَوْمَ نَطْوِي السَّمَاءَ كَطَيِّ السِّجِلِّ لِلْكُتُبِ ۚ كَمَا بَدَأْنَا أَوَّلَ خَلْقٍ نُعِيدُهُ ۚ وَعْدًا عَلَيْنَا ۚ إِنَّا كُنَّا فَاعِلِينَ104
その日われは,書き物を巻くように諸天を巻き上げる。われが最初創造したように,再び繰り返す。これはわれの定めた約束である。われは必ずそれを完遂する。
وَلَقَدْ كَتَبْنَا فِي الزَّبُورِ مِنْ بَعْدِ الذِّكْرِ أَنَّ الْأَرْضَ يَرِثُهَا عِبَادِيَ الصَّالِحُونَ105
われは(ムーサー)に訓戒を授けた後,詩篤の中に,「本当にこの大地は,われの正しいしもベがこれを継ぐ。」と記した。
إِنَّ فِي هَـٰذَا لَبَلَاغًا لِقَوْمٍ عَابِدِينَ106
本当にこの(クルアーン)の中には,(アッラーを)崇拝する者への消息がある。
وَمَا أَرْسَلْنَاكَ إِلَّا رَحْمَةً لِلْعَالَمِينَ107
われは只万有への慈悲として,あなたを遣わしただけである。
قُلْ إِنَّمَا يُوحَىٰ إِلَيَّ أَنَّمَا إِلَـٰهُكُمْ إِلَـٰهٌ وَاحِدٌ ۖ فَهَلْ أَنْتُمْ مُسْلِمُونَ108
言ってやるがいい。「わたしに啓示されたのは,あなたがたの神は唯一の神であると言うことである。ところであなたがたは,帰依しているのか。」
فَإِنْ تَوَلَّوْا فَقُلْ آذَنْتُكُمْ عَلَىٰ سَوَاءٍ ۖ وَإِنْ أَدْرِي أَقَرِيبٌ أَمْ بَعِيدٌ مَا تُوعَدُونَ109
もしかれらが,背き去れば言ってやるがいい。「わたしは(あなたがたに)同じように宣教した。だがあなたがたに約束されたことが,近いか遠いかわたしは知らない。
إِنَّهُ يَعْلَمُ الْجَهْرَ مِنَ الْقَوْلِ وَيَعْلَمُ مَا تَكْتُمُونَ110
本当にかれは,露な言葉を聞き知っておられる。またあなたがたの(心に)隠すことも知っておられる。
وَإِنْ أَدْرِي لَعَلَّهُ فِتْنَةٌ لَكُمْ وَمَتَاعٌ إِلَىٰ حِينٍ111
だがわたしは,その(猶予)があなたがたへの試みであるのか,または一時期のための享楽であるのかを知らない。」
قَالَ رَبِّ احْكُمْ بِالْحَقِّ ۗ وَرَبُّنَا الرَّحْمَـٰنُ الْمُسْتَعَانُ عَلَىٰ مَا تَصِفُونَ112
かれは言った。「主よ,真理によって御裁き下さい。わたしたちの主は,あなたがたが口に出す(冒(演?))に対する御助けを御願い出来る慈悲深い方であられる。」